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慢性骨髄性白血病(CML)の情報サイト

細胞遺伝学的完全奏効(さいぼういでんがくてきかんぜんそうこう)

骨髄中のフィラデルフィア染色体陽性細胞の割合が0%(20個中0個)の状態。CCyR(Complete Cytogenetic Response)とも呼ぶ。
※フィラデルフィア染色体陽性細胞の有無は、G-バンド法で検査をするが、FISH法で代用することもある。
(川上 公宏先生)

細胞遺伝学的検査(さいぼういでんがくてきけんさ)

骨髄液中あるいは血液中の20~100個の細胞から、慢性骨髄性白血病の原因であるフィラデルフィア(Ph)染色体をもっている白血病細胞数を測定する。G-バンド法FISH法がある。なお、細胞遺伝学的検査では、白血病細胞が正常細胞の1%より少なくなった場合には白血病細胞を検出できない。(猪口 孝一先生)

細胞遺伝学的大奏効(さいぼういでんがくてきだいそうこう)

骨髄中のフィラデルフィア染色体陽性細胞の割合が0~35%(20個中0~7個)の状態。細胞遺伝学的大奏効またはMCyR(Major Cytogenetic Response)とも呼ぶ。
※フィラデルフィア染色体陽性細胞の有無は、G-バンド法で検査をするが、FISH法で代用することもある。
(川上 公宏先生)

自己注射(じこちゅうしゃ)

注射を自分で使用し、注射すること。(高久 智生先生)

ステロイド剤(すてろいどざい)

人の副腎でつくられるホルモンと似た構造を持っているため、「副腎皮質ホルモン」と呼ばれることもある。
炎症を抑える、免疫反応を抑える、痛みを抑える、などの作用を持つ薬の総称。(竹迫 直樹先生)

セイヨウオトギリソウ(セント ジョーンズ ワート)

ハーブの一種で、日本では健康食品として市販されている。欧米では抗うつ薬として処方されている。
飲み合わせの悪い薬があるため、日常的に使用している場合は注意が必要である。(佐藤 勉先生)

セカンドオピニオン

最善と考えられる治療を、患者と主治医で判断するため、主治医以外の専門医に診断や治療法について意見を求めること。(水田 秀一先生)

染色体(せんしょくたい)

遺伝情報(遺伝子のこと)が記録されたDNAがヒストンというタンパク質に巻きつき、細胞の核の中で複雑に折りたたまれてできている。細胞が分裂する時などに現れる。ヒトの染色体は、1番から22番の番号が付された22対の常染色体と1組の性染色体(XあるいはY染色体)の計46本からなる。男性はXY、女性はXXの組み合わせをもつ。染色体の異常は疾患発症の原因になることがあるが、これは染色体を構成するDNAに記録されている遺伝子が異常をきたしているからである。(山﨑 宏人先生)

造血幹細胞移植(ぞうけつかんさいぼういしょく)

がん化した血液細胞を、健康な血液細胞と取り替える治療法。
通常治療の何倍もの量の化学療法薬を投与したり、全身に放射線療法を行って、骨髄中の白血病細胞や造血幹細胞を完全に破壊した後、正常な造血幹細胞を移植(点滴)して、骨髄の造血機能を回復させる。(藤澤 信先生)

造血機能(ぞうけつきのう)

骨髄で血液細胞(白血球、赤血球、血小板)を作り出す機能のこと。(松岡 広先生)

奏効(そうこう)

病気の種類により定義が異なるが、一般的には目に見える病変が消失し病状がコントロールされている状態のことを指す。
CMLでは、白血病細胞の残っている数に応じて「血液学的完全奏効」「細胞遺伝学的部分奏効」「細胞遺伝学的完全奏効」「分子遺伝学的完全奏効」という治療効果の指標がある。(石黒 卓朗先生)

ソーシャルワーカー

医療施設で、けがや病気をした患者さんが地域や家庭において自立した生活を送ることができるよう、社会福祉の立場から、患者さんや家族の抱える心理的・社会的な問題の解決・調整を援助し、社会復帰の促進を図る役割を担っている職種のこと。(松永 卓也先生)

監修(五十音順)

石井 昭広先生(総合病院国保旭中央病院 血液内科)
石黒 卓朗先生(新潟県立がんセンター新潟病院 内科 血液・化学療法)
猪口 孝一先生(日本医科大学)
入山 規良先生(日本大学 血液・腫瘍内科)
魚嶋 伸彦先生(京都第二赤十字病院 血液内科)
大野 裕樹先生(北九州市立医療センター 血液内科)
岡田 昌也先生(関西医科大学総合医療センター 血液腫瘍内科)
川上 公宏先生(香川県立中央病院 がんゲノム医療センター)
小池 道明先生(順天堂大学医学部附属静岡病院 血液内科)
佐藤 勉先生(富山大学附属病院 血液内科)
進藤 基博先生(旭川医科大学 内科学講座 病態代謝・消化器・血液腫瘍制御内科学分野)
高久 智生先生(順天堂大学医学部 内科学血液学講座)
竹迫 直樹先生(練馬光が丘病院 血液内科)
橋野 聡先生(北海道大学保健センター)
日髙 道弘先生(国立病院機構 熊本医療センター 血液内科)
藤澤 信先生(横浜市立大学附属市民総合医療センター 血液内科)
前田 嘉信先生(岡山大学病院 血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科)
松岡 広先生(神戸大学医学部附属病院 バイオリソースセンター)
松永 卓也先生(札幌北辰病院 血液内科)
水田 秀一先生(金沢医科大学 血液免疫内科学)
目黒 邦昭先生(国立病院機構仙台医療センター 血液内科)
山﨑 宏人先生(金沢大学附属病院 血液内科)
吉田 近思先生(独立行政法人国立病院機構 水戸医療センター 血液内科)