薬の服用と治療効果
慢性骨髄性白血病(CML)の治療は、分子標的治療薬による薬物療法が基本です。薬の飲み忘れが多い患者さんでは、治療目標(分子遺伝学的大奏効;MMR)の達成に影響があることが分かっています(みんなのQ&A「Q. 分子標的治療薬を飲まない日をつくった場合、治療効果に影響はあるのでしょうか?」を参照)。

治療効果をきちんと得るためには、薬を飲み忘れないような工夫が大切です。さまざまな方法があるので、自分に合った方法を見つけて実践してみましょう。
薬の飲み忘れを防ぐ工夫の例
- 手帳やカレンダーなどに服用記録をつける
- 薬のシートなどに飲む日、曜日、目印などをつける
- 薬ケース・カレンダー式ポケットを利用する
- 目覚まし、携帯電話のアラームなどを利用する
- 食卓など(目につくところ)に置いておく
- オフィス、いつも行くところなどにストック分を置いておく
