ここまで、慢性骨髄性白血病(CML)と診断されるまでの間に、家族や信頼できる友人へどのように病気のことを話すか、治療と仕事や学業をどう両立するか、そして妊娠・出産など人生における重要なイベントについても考えてきました。
不安な気持ちが少しずつ整理され、前向きに次のステップに進む準備が整ってきたのではないでしょうか。
こうした過程を経て、実際に治療を始める自分の姿を少しずつイメージできるようになったら、診断結果を受け取る際に医師に確認したいことや聞いておきたいことを考えてみましょう。病気や治療に直接関わることはもちろん、あなたの生き方や考え方、希望、価値観に合った治療を選ぶために、伝えておきたいことはありませんか?
主治医に自分の疑問や不安をしっかり伝えるために、事前に聞きたいことをメモにまとめておきましょう。このメモは、質問を忘れないためだけでなく、自分の気持ちや気になることを整理する助けにもなります。
このWEBサイトでは、「治療方針の決定~医師との話し合い方~」の章で医師と治療方針について話し合う際に役立つ「話のまとめ方」について解説しています。ぜひ参考にして、あなた自身の疑問や希望をしっかり伝える準備を進めてください。
