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慢性骨髄性白血病(CML)の情報サイト

CML治療を受けながら、このように感じたことはありませんか?

  • こんなこと、先生に話していいのかな?
  • うまく説明ができないまま診察が終わってしまった…。
  • 仕事やプライベートの話は、病気とは関係がないから伝えなくていいだろう。
  • 忙しそうな先生に遠慮してしまい、短い時間では話すことができない。

患者さんの中には、このように感じる方がいるかもしれません。
でも実は、患者さんが自分のことを医師へ「伝えること」が、より良い治療につながる第一歩になることがあります。

ここでは同じように悩みながらも、工夫しながら一歩を踏み出した患者さんの体験談や、医師からのメッセージを紹介します。
さらに、診察の時に医師へ伝えたいことを整理できるチェックリスト付きパンフレットとして、フキダシリーフも用意しています。

小さな一言が、あなたの治療や毎日を変えるきっかけになるかもしれません。

患者さんの声「私のフキダシたいこと」
~「伝える」ってむずかしい。でも、私なりの「伝え方」がある ~

イラスト:Mさん(30歳代)

Mさん
CML発症後年数:5年半
「“聞いてよかった”の積み重ねが、
自分を支えている」
(2025年4月取材)

イラスト:Sさん(50歳代)

Sさん
CML発症後年数:5年8ヵ月
「全部自分で抱え込まないで。人の温かさを信じてほしい」
(2025年4月取材)

イラスト:Oさん(40歳代)

Oさん
CML発症後年数:1年10ヵ月
「まずは自分に素直になって、メモやスマホに書き残すこと」
(2025年4月取材)

写真:小島 純子 さん(60歳代)

小島 純子 さん(60歳代)
CML発症後年数:1年2ヵ月
「仲間に元気を与えたい」
(2024年11月取材)

イラスト:Nさん(70歳代)

Nさん(70歳代)
CML発症後年数:2年半
「山登りや、好きなお酒をいつまでも」
(2024年10月取材)

イラスト:Aさん(40歳代)

Aさん(40歳代)
CML発症後年数:3年9ヵ月
「もう一度、海外勤務をしたい」
(2024年10月取材)

1

診察前に準備しませんか?「わたしを伝える」チェックリスト

症状や日常生活での困りごと、大切にしたいこと ― それは、あなたに合った治療を見つけるための大切なヒントになります。診察時、医師へ何をどのように伝えればよいかをお手伝いするチェックリストを用意しました。ぜひご活用ください。

2

あなたの希望をフキダシにのせて伝えよう

あなたの希望や不安を形にすることで、より自分らしい治療への一歩が踏み出せます。フキダシリーフをダウンロードして、今日から使ってみましょう。

フキダシプロジェクトリーフレット

監修:
髙久 智生 先生
(埼玉医科大学病院 血液内科)

フキダシプロジェクトとは?

それは、CML治療中の患者さんと医療者との円滑なコミュニケーションを後押しするプロジェクトです。

「⾒る」から始めよう!フキダシプロジェクト

あなたの希望をフキダシに書いて医師へ

たとえば、1年後の希望。
たとえば、5年先にかなえたい夢。
CMLと⽣きているあなたが、胸の奥にそっと抱きながら先⽣に伝えていないことがあるとしたら、それをフキダシに書いて先⽣にお渡しください。
フキダシを⼿にした先⽣はその想いをしっかり受け⽌め、真摯に応えてくださいます。

監修 髙久 智⽣ 先⽣(埼⽟医科⼤学病院 ⾎液内科)からのコメント

みなさんは、ご⾃⾝の希望や普段の⽣活状況などについて主治医の先⽣と⼗分に対話することができていますか。
治療を進めていく際、私たち医師が重視しているのはCMLの病状だけではありません。
患者さんやご家族が⼤切に思っていることを尊重しながら、どうしたらより良い治療を提供できるか考えています。
このプロジェクトがこれまで⾔えなかったみなさんの気持ちをフキダスきっかけになればうれしいです。