血小板数の回復を図る手術です。
脾臓(ひぞう)は、12センチメートル程度のやわらかい臓器です。左わき腹の胃の近くにあり、血小板が破壊される部位でもあります。ステロイドによる十分な効果がみられない例や副作用が強い場合、脾摘(ひてき)が考慮されます。
脾摘により約8割の患者さんにおいて、術後1~24日で血小板数の増加が認められます。約7割の方で脾摘により血小板減少が持続的に改善され、ステロイドなどITPを治療する薬が不要になります。
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柏木浩和ほか:成人特発性血小板減少性紫斑病治療の参照ガイド 2019 改訂版:臨床血液. 2019;60:877-896.(COI:著者にノバルティス ファーマより講演料を受領した者が含まれる。)
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Provan D et al:Blood Adv. 2019;3:3780-3817.(COI:本研究はノバルティスからの教育助成金の支援を受けた。著者にノバルティスより謝礼、コンサルタント料、研究助成金等を受領した者が含まれる。)
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Vianelli N et al:Haematologica. 2013;98:875-880.