網膜過誤腫は、どんな病気ですか?
網膜過誤腫(もうまくかごしゅ)とは、眼の網膜にできる小さな腫瘍です。結節性硬化症の患者さんの約半数にみられますが、ほとんどの場合、視力に影響はなく症状はありません。
ごく一部の人で腫瘍が大きくなることで、網膜がはがれたり、視力が下がったり、失明することがあります。結節性硬化症と診断されたら、一度は眼科専門医の診察を受けることをおすすめします。また、上衣下巨細胞性星細胞腫(SEGA)が大きくなったために視力が低下することもあるので、症状に気づいたら速やかに主治医に相談しましょう。
![網膜過誤腫のイラスト](/sites/gan_kisho_novartis_co_jp/files/styles/twoup_layout_desktop_1080/public/2021-08/tsc-condition-17_image.png?itok=9yq4gPZg)