PNH*との⽣活
*発作性夜間ヘモグロビン尿症
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*発作性夜間ヘモグロビン尿症
体内を流れる血液の成分は骨髄で作られています。
しかし、稀に骨髄で正常な血液が作れなくなることがあります。
そのような病気は総称して、骨髄不全症候群(こつずいふぜんしょうこうぐん)と呼ばれています。
発作性夜間ヘモグロビン尿症(以降、PNH)は、その骨髄不全症候群の代表的な疾患のひとつです(図1)。
PNHでは血液成分である赤血球が壊されるのが特徴で、
「赤血球が壊れる」=「溶血」が起こることでさまざまな症状があらわれます。
PNH(Paroxysmal Nocturnal Hemoglobinuria):発作性夜間ヘモグロビン尿症
骨髄は、骨の中にある血液を製造する臓器で、血液細胞のもととなる造血幹細胞を含んでいます。
骨髄不全症候群は、造血幹細胞の異常により、正しく血液細胞を作ることができなくなった状態です。
■PNHは、再生不良性貧血(AA)を代表とする骨髄不全症候群と同時に発症したり、移行したりします。
PNHと診断され、日々の生活や将来に不安を感じていらっしゃる患者さんも少なくないと思います。体の異変に気付き、PNHと診断され、今日に至るまでの葛藤や生活を続ける中で見えてきた希望について、患者さん本人にお話しいただきました。(2024年12月作成)
保仙直毅ほか. 発作性夜間ヘモグロビン尿症診療の参照ガイド令和4年度改訂版
Dingli D et al. Ann Hematol. 2022;101(2):251-263.
Schrezenmeier H et al. Ann Hematol. 2020;99(7):1505-1514.