サポートされていない古いバージョンのInternetExplorerを使用しているようです。ブラウザを最新バージョンのMicrosoftEdgeに更新するか、Chrome、Firefox、Safariなどの他のブラウザの使用を検討することをお勧めします。

輸血を受ける患者さまへ〜血液、疾患の知識から支援制度まで〜

監修:
自治医科大学 内科学講座 血液学部門 客員教授
小澤 敬也 先生
日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センター 所長
室井 一男 先生

芽球の割合や特徴に応じて、以下のさまざまな種類の病型に分類され、それに基づいて治療計画が立てられます。

WHO分類改訂第4版(2017)

名称 血液中の
芽球の割合
骨髄中の
芽球の割合
特徴
単一血球系統の
異形成を伴うMDS
(MDS-SLD)
<1% <5% 1系統で異形成あり
(ときに1または2系統の血球減少を認める)
多血球系異形成を伴うMDS
(MDS-MLD)
<1% <5% 2または3系統で異形成あり
(ときに1~3系統の血球減少を認める)
環状鉄芽球を伴うMDS
(MDS-RS)
     
単一血球系統の異形成と環状鉄芽球を伴うMDS
(MDS-RS-SLD)
<1% <5% 1系統で異形成を認め、「環状鉄芽球」が増えている
多血球系異形成と環状鉄芽球を伴うMDS
(MDS-RS-MLD)
<1% <5% 2または3系統で異形成を認め、「環状鉄芽球」が増えている
5番染色体長腕の
単独欠失を伴うMDS
<1% <5% 5番染色体の長腕部に欠失(異常)がみられる
芽球増加を伴うMDS
(MDS-EB)
     
MDS-EB1 2~4% 5~9% 「芽球」が増えている
MDS-EB2 5~19% 10~19% 「芽球」が増えている
分類不能型MDS
(MDS-U)
     
血中芽球比率1%を伴う 1% <5% 1~3系統の異形成および血球減少を認める
単一血球系統の異形成と汎血球減少症を伴う <1% <5% 1系統で異形成あり、
3系統で血球減少を認める
MDS を定義づける細胞遺伝学的異常によるもの <1% <5% 異形成はないが、1~3系統の血球減少および環状鉄芽球<15%を認める

[1]

  • 芽球の割合が少ないほど、急性骨髄性白血病へ進展する危険性が低いといわれています。

 

  1. Swerdlow SH et al.(Editors) WHO classification of tumours of haematopoietic and lymphoid tissues. Lyon, IARC Press, 2017 より作表