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輸血を受ける患者さまへ〜血液、疾患の知識から支援制度まで〜

監修:
自治医科大学 内科学講座 血液学部門 客員教授
小澤 敬也 先生
日本赤十字社 関東甲信越ブロック血液センター 所長
室井 一男 先生

再生不良性貧血ってどんな病気?

血液中の赤血球、白血球、血小板が減少し、貧血のほか、感染症にかかりやすく(発熱)、出血しやすい状態になります。

なぜ血液細胞が減ってしまうの?

①免疫細胞(T細胞)の異常

からだに侵入してくる異物などを攻撃するはずの免疫細胞(T細胞)が、何らかの原因で、造血幹細胞を攻撃して破壊してしまうためです。

正常な状態
正常な状態

※イメージ図

再生不良性貧血(AA)の状態
再生不良性貧血(AA)の状態

※イメージ図

②造血幹細胞の異常

造血幹細胞の性質が変化し、正常な血液細胞に成長できなくなるため、赤血球、白血球、血小板が減少していきます。
ただし、こちらのタイプは少ないと考えられています。

造血幹細胞が正しく「分化・成熟」できなくなる
造血幹細胞が正しく「分化・成熟」できなくなる

※イメージ図

  • 再生不良性貧血になると、貧血、感染症にかかりやすい(発熱)、出血しやすい状態になります。
  • 再生不良性貧血の一部では、経過中に「骨髄異形成症候群」や「急性骨髄性白血病」に移行することもあります。